「簡単な3つの質問」でアルツハイマー病の疑いが分かる?
認知症を診断するためには、さまざまな方法で神経心理学検査が行われます。 代表的な検査だとHDS-RやMMSEなど…。一般的には病院で時間やお金をかけて診断しますよね。
どうやら最近は、簡単な質問で認知症の疑いを見分けられる手法が開発されたようで「面白そう!」と思い、今回記事にしました。ぜひ最後までご覧ください✨
一般的な認知症検査
まず「アルツハイマー病の疑いが分かる、簡単な3つの質問」の前に
認知症検査として、一番代表的といわれる「HDS-R(改訂 長谷川式簡易知能評価スケール)」を紹介します。
「HDS-R」は、9つの評価項目から構成されています。それぞれの項目に見当識や記憶、計算など認知機能を評価するために重要な要素が含まれています。
1.年齢
・年齢はいくつですか
2.日付の見当識
・今日は何年ですか
・何月ですか
・何日ですか
・何曜日ですか
3.場所の見当識
・私たちが今いるところはどこですか
4.即時記憶
・これから言う3つの言葉を言ってみてください
①桜、猫、電車
または
②梅、犬、自動車
・後でまた聞きますのでよく覚えておいてください
5.計算
・100から7を順番に引いてください
・それからまた7を引くと
6.逆唱
・私がこれから言う数字を逆から言ってください
「6-8-2」
「3-5-2-9」
7.遅延再生
・先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください
※回答がない場合のヒント:植物、動物、乗り物
8.視覚記憶
・これから5つの品物を見せます、それを隠しますので何があったか言ってください
※時計、鍵、ペン、硬貨、くしなど必ず相互に無関係なもの
9.語想起・流暢性
・知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってください
HDS-Rは、10~15分程度で検査可能で、認知機能の低下を早期に発見することができる簡易検査手法として日本では最も広く利用されている検査でもあります。
「3つの質問」でアルツハイマー病を見分ける?
11 月21日、慶応大学の研究グループは、認知症の原因となる「アルツハイマー病」の疑いがある人に対し、簡単な質問をするだけで見分けられる方法を開発したと発表しました。その3つの質問とは?
「現在困っていることはありますか?」
「現在楽しみはありますか?」
「最近(3カ月以内)の気になるニュースを挙げて下さい」
この質問をした結果、「現在、困っていることがあるか」、「3か月以内で気になるニュースがあるか」という質問にいずれも「ない」と答え、「現在、楽しみはあるか」という質問に具体的に回答した人の83%がアルツハイマー病の精密検査で陽性だったのです。
また、質問に直接答えずに付き添いの家族らに助けを求めて振り返る動作をした人の87%が陽性で、研究グループは質問への回答や振る舞いをみれば病気の疑いがあるか高い精度で見分けられるとしています。
医療従事者ではない方も、ご高齢の方との会話の中にこの3つの質問を混ぜることで簡単なチェックができますよね!検査をしているという雰囲気ではなく、あくまでも日常会話をする様にできるとより良いですよね。
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