脳が退化してしまう意外な習慣 7選

私たちの脳は、日々の生活習慣によって大きな影響を受けています。健康的な生活を送ることで脳は活性化し、記憶力や思考力、集中力が高まります。

しかし一方で、知らず知らずのうちに続けてしまっている「悪い習慣」によって、脳が本来の力を発揮できなくなることもあります。これが長期間続くと、脳の退化を招いてしまい、認知症や精神的な不調といった深刻な問題に繋がることさえあるのです。

本記事では、「続けることで脳が退化してしまう習慣」を7つ取り上げ、それぞれの具体的な悪影響と改善のための方法について詳しく解説します。これを読んで、日々の生活を見直すキッカケになれば幸いです!

 

 

 

 

 

 

 

 脳が退化する7つの習慣

   ➀ 毎日決まった生活を送る

ルーティン化した生活は便利で効率的に見えますが、脳には逆効果になる場合があります。なぜなら、脳は新しい情報や刺激を受け取ることで活性化し、成長を続ける仕組みを持っているからです。

しかし、毎日同じパターンの生活を続けると、新しい刺激を受ける機会が減り、脳は「使われていない」と判断して機能を低下させる傾向があります。

たとえば、毎日同じ時間に起きて同じ仕事をこなし、同じ道を通って帰宅する生活を繰り返すと、新しい情報がほとんど入ってきません。これでは脳が退屈し、思考力や判断力が低下するリスクがあります。

◆改善策
• 通勤ルートを変えてみる。
• 新しい趣味やスキルに挑戦する。
• 予定を立てすぎず、偶然の出来事を楽しむ余裕を持つ。
• 利き手ではない方で、歯を磨いてみる。

 

 

 

   ➁ スマホ依存

現代人にとってスマートフォンは欠かせない存在ですが、使いすぎは脳に大きな負担をかけます。スマホ依存は、特に記憶力や集中力の低下を引き起こします。これは、スマホが脳にとって「簡単に得られる快楽」だからです。SNSや動画コンテンツなど、脳がすぐに満足する情報に繰り返し触れることで、深く考える力や長時間集中する力が衰えてしまいます。

さらに、長時間のスマホ使用はブルーライトによる睡眠障害や視覚疲労も引き起こし、それが脳全体のパフォーマンス低下につながります。

◆改善策
• スクリーンタイムを制限する。
• 寝る前の1時間はスマホを使わない。
• 紙の本や雑誌を読む時間を増やす。

 

 

 

    寝る直前の食事

寝る直前の食事は、消化器官に負担をかけるだけでなく、脳の健康にも悪影響を及ぼします。消化中は内臓が働き続けるため、睡眠の質が低下してしまい、脳が十分に休まらないのです。その結果、記憶の整理や情報の定着が妨げられ、認知機能が衰える原因になります。
特に脂っこい食べ物や糖分の多いものを寝る前に摂ると、血糖値の乱高下も起こり、夜中に目が覚める原因にもなります。こうした睡眠の妨害が続くと、脳は慢性的な疲労状態に陥ります。

◆改善策
• 寝る3時間前までに食事を済ませる。
• 夜食をどうしても摂る場合は、消化に良い軽いものを選ぶ。
• 就寝前のハーブティーでリラックスする。

 



 

 

 

 

    運動不足・睡眠不足

運動と睡眠は、脳の健康を保つうえで欠かせない要素です。運動は血流を促進し、脳に酸素や栄養を供給します。また、運動中に分泌されるホルモンは、記憶力や認知機能を高める働きを持っています。一方で、運動不足はこれらのメリットを失うだけでなく、ストレスや疲労感を増幅させる原因になります。
睡眠不足も同様に深刻です。睡眠中、脳は情報を整理し、不要な記憶を削除する作業を行います。この過程が妨げられると、脳は疲労し、効率が大きく低下します。

◆改善策
• 週に3回以上、軽い運動を取り入れる(例:散歩やストレッチ)。
• 毎晩7~8時間の質の良い睡眠を確保する。
• 就寝前にリラックスするルーティンを取り入れる。

 

 

 

    人の悪口、不満を言う

人の悪口や不満を言うと、その瞬間は気持ちがスッキリしたように感じたり、ストレスが発散された気分になることがあります。しかし、実はその効果はまったくの逆であることが分かっています。

私たちの脳は、他人に対する悪口と自分に向けた悪口を区別することができません。そのため、誰かに向けて発した悪口であっても、脳はそれを「自分自身に向けられた言葉」として認識してしまうのです。その結果、悪口を口にするたびに、脳内でストレスホルモンである「コルチゾール」が大量に分泌され、身体や心に悪影響を与えます。さらには、老化を促進するとも言われています。

◆改善策
• 感謝の気持ちを日記に書く習慣をつける。
• ネガティブな発言を減らし、ポジティブな言葉を意識的に使う。
• 人の良いところを見つける練習をする。

 

 

 

    手書きをしない

デジタルツールが主流の現代では、文字を書く機会が極端に減っています。しかし、手書きにはタイピングにはない脳への刺激があります。手で文字を書くと、脳の運動皮質や視覚野が同時に活性化し、記憶力や創造力が高まることが科学的に証明されています。一方で、手書きをしない生活を続けると、こうした脳の部分が徐々に衰えてしまいます。

◆改善策
• 日記やメモを紙に手書きする習慣を取り入れる。
• 手書きで計画を立てたり、アイデアを書き出す時間を設ける。
• 筆ペンや万年筆を使い、書くこと自体を楽しむ。

 

 

 

    断れない

他人の要求にすべて応えようとすると、自分の時間やエネルギーが奪われ、ストレスが溜まります。これが続くと脳が疲弊し、認知力の低下や感情のコントロールが難しくなる場合があります。「断ること」が苦手な人ほど、脳にストレスがかかりやすい傾向にあります。

◆改善策
• 自分の優先順位を明確にする。
• 無理なお願いは丁寧に断る練習をする。
• 必要以上に「いい人」であろうとしない。

 

 



 

 

 

 

 脳を健康に保つための生活習慣

これら7つの習慣を見直すことが、脳の健康を守る第一歩です。たとえば、毎日の生活に小さな変化を加えるだけで、脳に新しい刺激を与えることができます。また、運動や睡眠、食事といった基本的な生活習慣を整えることも非常に効果的です。

さらに、ストレスをため込まないよう、ポジティブな考え方や感謝の気持ちを持つことが重要です。自分に合った習慣を少しずつ取り入れることで、脳の働きを活性化させることができるでしょう。

 



 

 

 

 

 まとめ

日々の習慣が脳に与える影響は想像以上に大きいものです。今回紹介した7つの悪習慣は、どれも私たちが無意識に行いがちな行動ですが、少し意識を変えるだけで改善が可能です。

脳は柔軟で適応力のある臓器ですから、正しい刺激と休息を与えれば、健康を取り戻すことができます。

今日から、あなたの生活を見直し、脳を守る新しい一歩を踏み出してみませんか?

 

created by Rinker
¥1,100 (2025/02/11 16:19:59時点 楽天市場調べ-詳細)

 



 

 

 

 

 最後に~脳が元気になるコンテンツ~

当方は様々な脳トレコンテンツを投稿しています!皆様に取り組んでいただきたい内容ばかりですので、ぜひご覧ください🙇

 

\画像をクリックしていただけるとご覧いただけます💁♪/

  

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました😊

 

 

 

◆あわせて読んでいただきたい記事

・認知症の原因とは?認知症予防に脳トレが効果的な理由について

・20年前から認知症の進行は始まっている?早期発見と予防について

・わさび成分で記憶力向上?研究で明らかに

・「簡単な3つの質問」でアルツハイマー病の疑いが分かる?

・スマホの使い過ぎ?「スマホ脳過労」で、もの忘れや認知症に近い状態に!